結婚してた頃の絶望感
きのみちゃんから、今度清掃の仕事の面接に行くってメールがきた
週3日くらいで働くみたい
前は一人暮らししたいと言っていたけど、もう自分の人生に期待しないで生きるって
私も結婚してた時、そう思おうとしたことがあったなぁ
元夫は私が家事をしなくても何も言わない、仕事をしなくても何も言わない、そして子どももいらない人でした。
いつも仕事帰りに私のご飯やお菓子とか好物を買ってきてくれるような人。
休みの日にはご飯を作ってくれる
働かないでゴロゴロしててもいいよって言ってくれる
私はもともと子どもがほしかったけど、こんな楽な生活はこの人と結婚しているからできることだし、離婚する勇気はないし、ずぼらな私はお言葉に甘えて何もしなくなりました。
週3日、1日5時間の工場のパートはしてたけど、全部自分のおこづかい
すっごく楽。
自分のことだけ。
でも、私いる意味ある?って思ってしまう。
私は自分のためだけに生きていける程つよくなかったんだと思う。
元夫は、一人で生きていける人。
自分のことは自分でやりたい人。
もともと寡黙な人で、会話もなく、つらかった
ご飯を与えてくれる同居人のような関係
鬱っぽくなって、心療内科にも行った
自分は籠の中の鳥のようだと思ってた
一人で生きていこうと思って、離婚を決意した時はワクワクが止まらなかった
4年2ヵ月の結婚生活でした
はじめて一人暮らしをして、フルタイムで仕事をして、仕事で嫌なことがあって泣いたり、寂しくて泣いたこともあったけど、そんな自分すら好きになりました
離婚したことは全然後悔してません
私は自分を水槽の中でしか生きられない金魚だと思い込んでいたけど、ほんとの自分は川魚だったみたい
苦労を望んでしてるんだと思う笑
今、結婚していないのに妊娠して、大変な状況のはずなのに、結婚してた時よりも楽しい
結婚してた時の自分はからっぽだった
からっぽが一番怖い
自分の力では何もできない、夫がいないと生きていけないって思っていた時は、人生に絶望してた
今私は冷たい水の中だけど、しょっちゅう泣いて弱いけど、それでも泳いでいく魚のような気持ちです